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Silky
第4話では、メイヴやドロレス達のストーリーは一旦お休みとなり、黒服男の過去や現在、そして(何だかもうずーっと可哀想な)バーナードの記憶が描かれています。「やっぱり生きていた!」なあの人も満を持して登場です。

 

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ウエストワールド シーズン2 4話 あらすじ

デロスの秘密プロジェクト

 デロス者創始者のジェームス・デロスは、入院施設のような真っ白い部屋の中で目覚める。

 手慣れた様子で健康チェックを行い、身支度を整えるジェームス。そこに、若きウイリアムが面会にやって来る。

 

ウイリアムの目的は、ジェームス・デロスがもう「退院」できるかどうかを確かめること。

 面会の結果、「再現の忠実性」に欠けるため、ジェームス・デロスの「退院」は見送りとなる。

 

このジェームス・デロスは、人間ではなくホスト。病死したジェームス・デロスの遺志に基づいて、デロス社はジェームスをホストで再現しようとしているのだ。

 その後も、ウイリアムは何度もジェームス・デロスの元を訪れるが、完成には至らない。その度に、「失敗作」のジェームスは焼却処分されるのだった。

 

月日は流れ、面会に来るウイリアムはもう若くない。娘婿の老いた姿に驚きつつも、ジェームス・デロスはウイリアムを笑顔で迎え入れる。

 149体目となる今日のジェームス・デロスも、やはり未完成。その原因はここ数年常に同じで、ジェームス・デロスの心が、新たな体を拒否することだった。

 ウイリアムは、この世にはいない方がいい人間もいると言い、プロジェクトの打ち切りをジェームス・デロスに告げる。

 その言葉を聞いて暴れ出すジェームス・デロス。エンジニアは、いつもどおり「失敗作」を焼却処分にしようとするが、ウイリアムは放っておくように指示する。

 進化の停滞をショック療法で打破しようというのか、または本当にもう興味を失ったのか。その真意は、ウイリアムにしか分からない。

洞窟の中

 

クレメンタインに見知らぬ洞窟の前に連れて来られたバーナードは、洞窟の中で鎖に繋がれたエンジニアのエルシーに再会する。

 バーナードはエルシーを鎖から解き、自分がホストであること、すべてはフォードの命令だったことをエルシーに打ち明ける。

 そして、ウエストワールドを救うためには、デロス社が隠している秘密を突き止める必要があるから協力して欲しいとエルシーを説得する。エルシーは、半信半疑でこれに応じる。

 

2人は、バーナードの体調を整えるため、洞窟の地下施設に入る。そこは、デロスが秘密のプロジェクトのために設営した施設だった。

 そこには、ホストを制作するための機械が一通り揃っており、デロスが秘密裏にホストを制作していたことが分かる。

 しかし、ここで何かが起きたようで、施設内には無残に殺された技術者たちの遺体が転がっている。

 エルシーが内部をチェックしていると、厳重にロックされた奥の扉の中から大きな音がする。

永遠の死

 

 

扉の中には、ジェームス・デロスがいた。ここは、ジェームス・デロス再現プロジェクトが進められていた施設だったのだ。

ジェームスは、エルシーを見るや否や、エルシーに襲いかかる。慌ててジェームス・デロスの部屋を出た2人は、外から扉を閉める。

ジェームス・デロスは焼却処分され、ようやく永遠にこの世を去ることとなる。

フォードの密命

 この間、バーナードの脳裏には更なる記憶が蘇っていた。それは、フォードに命じられて、誰か別の人間を模したホストを作ろうとしていたこと。

 バーナードは、それが誰だったのかを探るため、エルシーに協力を求める。そこに転がっている死体はすべて自分が殺したということはエルシーに告げずに。

The Rajiから逃げてきた女性客

 亡命の国の戦士達に捕まったThe Rajiの女性客は、同じように捕まったホストや人間達が集められている場所で、安全管理部のスタッブスに遭遇する。

 

人間はまとめて処刑されそうになるが、その直前に女性客だけは逃げおおせる。死を覚悟したスタッブスだったが、戦士達はスタッブス達を傷つけることなく、どこかに消えてしまう。

西に向かう黒服男

黒服男は、ローレンスと共にラス・ムダスの町に入る。町は、テディが逃がしたクラドック大佐たちに支配されていた。

 クラドック大佐に捕らえられた黒服男は、「Glory」への道を教える代わりに、自分だけを解放するようクラドック大佐に交渉をもちかける。

 

クラドックは交渉に応じ、更なる黒服男の密告で、ローレンス達が隠し持っていたニトロ(ダイナマイト)を見つける。

クラドックは、ニトログリセリンをローレンスに飲ませて、ローレンスの娘の目の前でローレンスを処刑しようとする。

黒服男の脳裏に、浴槽で自殺した妻ジュリエットの記憶がよぎる。自分の娘に辛い思いをさせた記憶が。

 

黒服男は突如クラドックを切りつけ、その仲間達を射殺する。そして、逃げようとするクラドックにニトログリセリンを飲ませ、背後からローレンスに撃たせる。

黒服男がウエストワールドで行った、初めての善行だった。

 

翌朝、黒服男は、ローレンスとその仲間達を従えて、西に向け出発する。

ローレンスの娘が黒服男を見据えて、ロバート・フォードの伝言を告げる。「一度の善行で過去の悪行を償うことはできない。」「前に進もうとしているなら、それは間違っている」

気味悪さを覚える気黒服男だったが、予定通りに西へ向かう。

 

その旅路で、黒服男は、あのThe Rajiからの女性客に遭遇する。

「お父さん」と呼びかける女性客…。彼女は、黒服男の娘エミリーだったのだ。

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ウエストワールド シーズン2 4話 感想

デロスが、ジェームス・デロスのホストを作っていたとは!確かに、あれだけ人間に似せたホストが作れるのだから、死んだ人間のクローンを作ろうという発想があってもおかしくはないですよね。

結局、完成に至らず焼き殺されてしまったジェームス・デロスですが、あのままもう少し観察を続けていたらどうなっただろう…と思わずにはいられません。

だって、娘ジュリエットの自殺を知ったときのジェームスは、すごく人間らしいリアクションを見せていましたからね。もらい泣きしそうになったくらい。

 

そして、ウエストワールド シーズン2に隠された大きな謎が2つに増えました。一つ目は「Glory」とか「Beyond the Valley」と呼ばれる、黒服男が仕込んだ秘密です。

これは、兵器だとか爆弾だとか色々な予測がされていますが、ウエストワールドの脚本はそんなに単純ではないはずですし…。あぁ、早く度肝を抜かれたい。

そして、今回もう一つ明らかになった謎が、フォードが仕込んだ「誰かの」ホストです。この時点では、それがすべてバーナードの記憶を通して描かれていますので、そのホストが完成しているのかどうかもよく分かりません。

 

実は、シーズン1からのファン・セオリーとして、フォードは自分のホストを作っているのではないかと言われていますが、私はこの説には懐疑的です。

だって、あのフォードが自分のホストを作って生きながらえようとするとは思えない。フォードならむしろ、自分亡きあと、自分なしでも完璧に自分の計画を完成させるところに美意識を抱いていそうです。

 

では、誰なのか。フォードがホストで再現したい人間、それは…どうせ外れるから言いますが、アーノルドしかいないと思います。まぁ、バーナード使ってアーノルドを再現するとか、あまりにもカオスですのであり得ませんかね。

 

今のところ、私の予想で当たったのは①エルシー生きてる説と、②スタッブス生きてる説だけです…えぇ、誰でも分かっていることしか分かっていないのです。ほっほっほ。

 

ちなみに、The Rajiの女性客が黒服男の娘エミリーではないかという予想は、欧米版の2chRedditで早くから言われていました。

というのも、エミリーがThe Rajiで見ていた手帳に、デロスの秘密プロジェクトのマークが入っていたのです。

これをめざとく見つけたファン達の間で、女性客は黒服男の関係者…つまり、エミリーだとことで確定していました。よく分かるなぁ。

 

こういう謎に先に気づける人もいれば、私のように全く気づけない人もいます。気づける人は、自分だけが気付いたワクワク感を楽しめますし、気づけない人は、見る度ビックリできて楽しめます。

すばらしいドラマです、ウエストワールド。

 

さて、最後に1つ、叫ばせてください。

 

クラドック大佐が死んでしまったー!!!涙涙涙

 

クラドック大佐、すごく良いキャラだったのに~!イケメンで、あの古くさい軍服が抜群に似合う。何言ってるかよく分からない発音も好きだった。

もう見られないのでしょうか…ホストなんだから生き返って欲しい。。。

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※ vol.4はvol.2を分割した記事となる予定です。

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ウエストワールド 配信状況

ウエストワールドは本国アメリカでシーズン1まで放送されています。シーズン2は現在アメリカで放送中です。ウエストワールドの日本国内の配信状況は、こちらのウエストワールド配信スケジュールでご確認ください。

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