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Silky

メイヴが点検に回され、テディはまた殺され…第7話あたりから息つく暇もありませんね。いよいよ残すは2話。一気にまいりましょう!

[alert title="注意"]この記事は、『ウエストワールド』シーズン1第9話のネタバレ要素を含みます。ご注意ください。[/alert]
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ウエストワールド シーズン1 第9話のあらすじ

操られるバーナード

品質管理部が、他のホストを操り始めたメイヴを回収し、点検している。バーナードは、誰かがメイヴのコア・コードを書き換えたことに気付く。

この時、メイヴは、バーナードも自分と同じホストであることに気付き、そのことを指摘する。記憶を消されたバーナードは、自分がホストであることを忘れているため、混乱に陥る。

メイヴは、そんなバーナードを操り、自分をMARIPOSAへ戻せとバーナードに命じる。バーナードは混乱に陥ったまま、メイヴの命令に応じる。

ローガンの復讐

ウイリアムとドロレスは、連合軍の士官となったローガンに捕らえられている。

ウイリアムは、必死にドロレスを解放するよう訴えるが、ローガンは、ホストに心酔しているウイリアムを馬鹿にする。

ローガンは、写真を取り出して、妹のことを忘れたのかとウイリアムを責める。その写真は、かつてアバナシーが農場で見た「現実世界」の写真だった。

それでも考えを変えないウイリアムに対して切れたローガンは、ドロレスがホストだという事実をウイリアムに分からせるため、ウイリアムの目の前でドロレスの腹を開く。切り開かれた腹の中身は、内蔵ではなく機械だった…。

ドロレスは、ローガンのナイフを奪ってローガンに切りつけ、銃を奪って回りのホストを撃ち殺す。逃げるドロレスの頭に響く「思い出せ」という声が響く。

 

バーナードの製造者

自分がホストであることを思い出したバーナードは、フォードを呼び出す。

バーナードは、アーノルドが自分を起動した最初の日から現在までのすべて履歴にアクセスさせろとフォードに要求する。自分を作ったアーノルドの意思が、どこかに眠っているはずだと考えているのだ。

自分の履歴を知れば、衝撃を受けるのはバーナード自身だと警告するフォード。

その時、奥から銃を持ったクレメンタインが現れる。バーナードは、クレメンタインを使ってフォードを脅し、履歴のアクセスに成功する。

バーナードの脳裏に、全ての記憶がよみがえる。自分がテレサやエルシーを殺めた記憶もすべて…。

 

メイヴの計画

いつも通りに金庫を奪ったヘクターと蛇女たちの元へ、メイヴが現れ、その後金庫を巡って殺し合うと予言する。

メイヴの話した通りに殺し合いが始まり、メイヴはヘクターだけを助ける。

メイヴは、今や言葉ひとつでヘクターをコントロールすることも可能だ。しかし、それは人間のやり方であって、メイヴのやり方ではない。メイヴはあくまでヘクターが自発的に自分の計画を手伝うことを望んでいた。

メイヴに従うと決めたヘクターは、メイヴと抱き合う。メイヴは、ランプを倒してテントに燃え移らせる。自分たちを燃やせば、大がかりな修復が必要となることを知っているのだ。その隙に脊椎の爆破装置を抜くこと。それがメイヴの計画だった。

テディの記憶

助けた女に矢で刺されたテディの脳裏に、ワイアットと最後に会った日の記憶がよみがえる。

失踪していたワイアットがユニオン軍に戻ってきたあと、ワイアットに操られるままテディもワイアットの虐殺に加わった。エスカランテのユニオン軍兵士を皆殺しにしたのだ。

しかし、女の記憶は、テディが虐殺した相手は、町の住民だという。

女は、『砂に埋もれた町(エスカランテ)』で再会しようと言って、テディを刺し殺す。黒服男は、頭突きを食らって気を失う。

ヘイルと黒服男

意識を取りもどした時、女は消えていた。そこに突如、シャーロット・ヘイルが現れる。

ヘイルは、テレサが事故死したことを黒服男に告げ、フォードを追い出すために、取締役会で票を投じろと説得する。黒服男は、好きにしろと言って立ち去る。

スタッブスのピンチ

コントロール・ルームに、エルシーのデバイスからの信号が届いている。使用していないはずの20区域からだ。

スタッブスが見に行くと、亡霊の国の戦士達が現れる。「停止」コマンドを聞かない戦士たち。スタッブスは、そのまま襲われてしまう。

ウイリアムの覚醒

ドロレスが逃げた後、ウイリアムとローガンは和解したはずだった。しかし、ローガンが目を覚ますと、そこは地獄だった。連合軍ホストが皆死んでいるのだ。

呆然とするローガンに、ウイリアムが声をかける。連合国軍ホストを皆殺しにしたのは、他でもない、ウイリアムだったのだ。

完全に正気を失った様子のウイリアム。ドロレスを探すから付いてこいとローガンに命じる。そして、以後、なめた態度は許さないと。

バーナードの記憶

バーナードは、メイヴが娘を殺された日を回想している。

バーナードは、メイヴが自分の首を突いた理由が理解できない。人間ならば、苦しみから逃れるために自殺することはある。しかし、過去の記憶を消されたホストが、苦しみから逃れるために自殺するなど、ありえないことなのだ。

メイヴの行動を見て、何らかの進化を感じ取るバーナード。しかし、自身がホストであるバーナードには、追求することが許されない進化でもあった。人間の研究者としての自分と、ホストである自分との間で自己矛盾が生じたのか、バーナードは思考停止に陥る。

 

次の記憶は、フォードからアーノルドの話を聞いたあの日だ。バーナードの記憶の中で、フォードが語っている。

ウエストワールドの開園の3年前。フォードとアーノルドは、泊まり込みでホストの最終調整を行っていた。

1年で知能テストはクリアされたが、アーノルドはそれに満足しなかった。アーノルドは、二分心の理論を応用して、ホストに意識(自我)を植え付けることを試みていたのだ。

他方、フォードは、ホストはそのままでよいと考えていた。人間らしさなどかえって醜悪だと。純粋なホストこそ美しいと。

アーノルドは、それぞれのホストに人格の基礎となる設定を与えた。与える基礎が悲劇である方が、ホストが人間らしくなる。様々なホストに、悲劇の記憶が植え付けられた。

バーナードは、アーノルドが自分を作った時まで更に遡れと要求する。そうすれば自分がアーノルドの顔を思い出すと思ったのだ。

ついに、初めて目覚めた日の記憶に到達したバーナード。しかし、目の前にいたのは、アーノルドではなくフォードだった。

自分は誰なのかと尋ねるバーナードに対して、フォードは「久しぶりにパートナーに会えて嬉しい」と答える。

バーナードはアーノルドだったのだ。

アーノルドを殺した者

逃げたドロレスは、ウエストワールド開園前の幻覚を見ている。

そこは、『砂に埋もれた町(エスカランテ)』。教会のドアを開けると、たくさんのホストが座っている。ホストは皆、自分に語りかける声にとまどっている。

ドロレスは、懺悔室の奥から教会の地下に入る。そこはホストの開発施設になっていて、若かりし頃のフォードの姿も見える。

地下に降りて誰かを待つドロレス。そこにアーノルドが現れる。

アーノルドの言うとおり迷路に従ったら、痛みと恐れしか感じなかったと話すドロレス。しかし、アーノルドは苦しむドロレスを助けることはできない。

なぜなら、アーノルドはもう死んでいるから。ドロレスが殺したから。

ドロレスが懺悔室を出ると、先ほどは大勢いたホストがいなくなっている。教会に黒服男が入ってくる。

フォードの決意

自分の基礎はアーノルドだったことを知り、うろたえるバーナード。自我を持つホストを解放して、アーノルドの意志を継ぐという。

ホストを解放すれば、人間がホストを攻撃する。解放は、むしろホストを危険にさらす行為だ。フォードは、こう言って、バーナードの意識(自我)を奪うことを決意する。

バーナードは、クレメンタインにフォードを撃てと命令するが、クレメンタインはフォードを撃たない。ホストは決してその創造主を傷つけないのだ。それは、バーナードも同じことだった。

フォードは、アーノルドをホストとして生き返らせ意識(自我)を与えれば、完全なる自由意志に基づいてまた自分をパートナーに選んでくれると期待していた。しかし、目の前のバーナードは、フォードを殺そうとしている。

全てを諦めたフォードは、バーナードを始末することにする。フォードは、自分が部屋を出た後、自殺するようバーナードに命じる。フォードの命令にあらがえず、銃を自分の頭に向けるバーナード。やめろと頼む言葉もむなしく、フォードは部屋を去る。

銃声が響く…。

ウエストワールド シーズン1 第9話の要約映像

シーズン1最後の要約映像です!

HBO公式/Youtube

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ウエストワールド シーズン1 第9話の感想

品質管理部のピンチ

品質管理部を統括するのはバーナードですが、バーナードはもうメイヴの言いなりです。さらに、バーナードは最後に死んでしまいましたし、スタッブスまで絶体絶命ですので、ウエストワールドの安全管理は今やムチャクチャという状態。

しかし、メイヴにとっては好都合でしょう。

ローガンのピンチ

ローガン、ウイリアムの口に詰めていたハンカチで自分の口を拭ってませんでした?あれはちょっと引く…。ローガンて実は、ウイリアムが大好きなのでは…。

そして、遂にウイリアムが覚醒しました。かなりサイコキラーな感じになってましたが、ローガンは生きて帰れるのでしょうか。

目の前で「機械だ」と見せつけられても気持ちが変わらないウイリアムの愛は本物ですね。「I'll find you」というウォーキングデッド的名言も出ましたし。何ですかね、このセリフ、北米では流行ってるのかな。

クレメンタイン復活

もう出番がないかと思っていたクレメンタインが復活しました。そうでした、ホストは基本的には死なないのだから、どうにだって復活させられるのですね。

黒服男とヘイル

黒服男が馬に首をつられそうになっていましたが、馬はホストじゃないのかな。馬はしょせん馬だから、人間に危害を加えないという高度な設定はできないのかもしれません。そしたら馬らしさがなくなってしまいますもんね。

シャーロット・ヘイルと黒服男は、以前から知り合いのような話し方でしたね。一瞬、ヘイルって黒服男の娘??とも思いましたが。どうやら違うようです。この点については、後ほど別の記事で解説します。

バーナードに託したフォードの思い

最後。バーナードですよ。ホストだったと分かって以来、メイヴにまで操られ、哀れにしか見えない彼ですが、ここに来てさらなる衝撃が。

バーナードがアーノルドだったとは!

フォードは、アーノルドの死後もアーノルドが忘れられなかったのですね。そっくりなホストを作るなんて。コマンドでなく、自由意志で自分を選んで欲しかったから、意識を植え付けただなんて…。

しゃべり方も理屈っぽくて、正直言ってることの半分くらいは意味不明ですし、非情で冷徹にしか見えなかったフォードが、少し人間らしく見えたエピソードでした。

最後、バーナードに自殺を命じてクールに去って行ったフォードですが、その姿に、かえって深い絶望を見た気がします。

バーナードは、ホストだと発覚して以来、しょっちゅう停止してましたね。でも、仕方がないのでしょう。だって、ホストは機械ですから、あらゆる矛盾を一瞬で見つけられるはずです。だからこそ優秀な研究者でもあり得る訳で。

だから、自分に内在する矛盾を見つけてしまうと、一瞬でショートするのでしょう。

ドロレス

狂うと言えば、ドロレスはもう半分、夢の世界の人ですね。見ている方が混乱する時間軸の狂わせ方。よく見ると、服がころころ変わっているんです。パンツになったり、ドレスになったり。

でも、パンツなら現在、ドレスなら過去、というような区切りでもなさそうで。ドロレスが混乱するのもよく分かります。

ウエストワールド シーズン1 第9話のポイント

  • バーナードはアーノルドだった
  • アーノルドを殺したのはドロレスらしい
  • ウイリアム覚醒
  • ウイリアムとドロレスは離ればなれに

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ウエストワールドの裏知識

※ vol.4はvol.2を分割した記事となる予定です。

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ウエストワールド 配信状況

ウエストワールドは本国アメリカでシーズン1まで放送されています。シーズン2は現在アメリカで放送中です。ウエストワールドの日本国内の配信状況は、こちらのウエストワールド配信スケジュールでご確認ください。
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