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ウォーターフォード婦人(セリーナ)は、どのように司令官と知り合い、結婚したのでしょうか。第6話では、アメリカがこうなってしまう前の2人の生活が描かれています。
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ハンドメイズ・テイル シーズン1 第6話のあらすじ

オブフレッドが暮らすギレアデ共和国は、伝統懐古を主軸に置く宗教団体が、アメリカでクーデターを起こして誕生させた宗教国家だ。

 

ウォーターフォードは、その主要メンバー。セリーナ(婦人)もまた、信者の1人だった。

 

彼らのクーデターは、戦争の末に成功。今のギレアデ共和国が誕生した。

 

しかし、それと同時に女性の地位は急落。当初から建国に尽力してきたセリーナでさえ、『家庭を守る良き妻』に収まることを強要されることになったのだった。

オブフレッドと寝て以来、ニックはすっかり骨抜きになっており、隙を見てはオブフレッドと触れあおうとするようになっていた。

そんな折、ギレアデ共和国に、隣国メキシコから大使が視察に来ることになる。

この機会に経済制裁を解かせたいギレアデ共和国側は、この大使一段を手厚くもてなすことにする。

ウォーターフォード家は、外交政策をうまく進めるため、大使たちを自宅に招いて夕食を振る舞う。

一方で、メキシコ側が特に興味を持っているのは、高官の子供を産むメイドの存在。

メキシコの大使は、オブフレッドに対して、本名は何か、自由意志でメイドになったのか、今幸せなのかといった質問を繰り出す。

オブフレッドは、否定したい気持ちを押し殺して、絞り出すように「幸せです」と答える。

大使たちが帰った後、オブフレッドはスクラブルに呼ばれる。この日のオブフレッドは、意を決して司令官の誘惑を試みる。

司令官もニックのように簡単に誘惑に乗るのかと思われたが、オブフレッドの体に触れた程度で終わってしまう。

翌日、メキシコの大使を歓迎するパーティーが開かれ、町のメイド達も全員、招待を受ける。この貿易交渉を絶対に成功させたい婦人は、女性だてらに立ち上がり、代表挨拶を述べる。

婦人の挨拶の最後に、ギレアデの子供たちをメキシコの大使に『贈呈』することが発表される。人間をプレゼントするという異常な申し出にもかかわらず、テキサスの大使たちは喜んでいる。

動揺するオブフレッドに対して、別のメイドが、子を産むメイドをメキシコに差し出すことが、経済制裁を解く交換条件なのだと教えてくれる。

今になってメキシコ大使の質問の真意を知ったオブフレッドは、メイドとして「幸せだ」と回答したことを激しく後悔する。

翌朝、大使が再度ウォーターフォード家を訪れ、買い物に出かけようとしていたオブフレッドにチョコレートを差し出す。率直な意見を聞かせてくれたお礼だというのだ。

オブフレッドは、「幸せだ」と言ったのは嘘で、ギレアデ共和国は拷問や殺人をいとわない残酷な国であることや、メイドは排卵日ごとにレイプされ、実の子も取り上げられている実情を訴える。

そして、同じ女性であるメキシコ大使に対して「助けて欲しい」と頼む。

しかし、メキシコの大使の答えは「助けられない」。メキシコでは、もう6年も子供が生まれておらず、危機に瀕しているというのだ。

大使は、そのままオブフレッドの前から去ってしまう。

外国からも助けが来ないことを痛感し、絶望するオブフレッド。

すると、大使のアシスタントが突然、オブフレッドを助けてやるとささやく。アシスタントは、何故かオブフレッドの本名や夫ルーカスの名前を知っていた…。

ハンドメイズ・テイル シーズン1 第6話の感想

ハンドメイズ・テイルは1980年代に描かれた小説がモデルですが、不思議と現在の世界情勢の一部とマッチしています。

例えば、外国大使の質問に対して自由に回答することを禁じられている様子は、まさしく今の北朝鮮のようですし、メイドや子供が取引の道具にされる様子は、いまだに根絶されない人身売買を象徴しています。

もしも自分がそんな国に生まれていたら、抗うことができるでしょうか。むしろ、感覚が鈍化して順応してしまう人の方が多いのではと思います。

第6話では、オブフレットが、男性アシスタントを大使と勘違いして挨拶をする場面がありました。これは、オブフレッドがこの世界に順応し始めており、大使という重職に就く人が女性であるはずがないという感覚になってしまっていることを象徴しているのだと思います。

私自身、私がこの世界に暮らしていたら洗脳されそうだなと感じるシーンがありました。それは、パーティーに出席できない「傷もの」ジャニーンを、叔母ディランが優しくなだめたシーン。

そう。「優しい」と思ってしまったのです。叔母ディランのことを。

誘拐や監禁の被害者が、犯人と過ごす内に好意を抱くようになる反応として有名なものに、ストックホルム症候群というものがありますが、人が長くこういう世界に身を置いた場合、生き残るために、ストックホルム症候群と同じような反応を示すようになるのではないかと思います。

つまり、現在世界中のあちこち恐怖政治に耐えている市民達は、叔母ディランを「優しい」と感じた私のように、独裁者を「強い」とか「かっこいい」と考えているのかも知れません。

さて、女性である大使に見捨てられた時は、いよいよ駄目かと思いましたが、脇役かと思っていたアシスタントが鍵となって事態が動きそうですね。

彼は『メーデー』の一員なのでしょうか。続きが気になります。

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ハンドメイズ・テイル 配信情報

【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語】 シーズン1は[2018/04/18]現在、Huluで独占配信中

(アメリカでシーズン2が放送中。)
※本作品の配信情報は上記の日付時点のものです。現在は配信が終了している場合がありますので、詳細は各社公式ホームページでご確認ください。

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