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ハンドメイズ・テイル シーズン1 第2話と第3話のあらすじ

体制が変わる前。オブフレッドは、出版社でアシスタントをしていた。一方のオブグレンの前職は、大学の講師。本来ならコロニー行きとなるべきところ、オブグレンは、2つの卵巣が共に健康であったため、メイドとなりコロニー行きは免れたのだった。

その頃のアメリカは、出生率が著しく低下しており、ジューン(オブフレッド)が娘ハンナを出産した日も、その病院で無事に産まれたのはハンナ1人。同じ日に生まれるはずだった数人の赤ちゃんは、皆、死産か重い障害を負っていた。

選び抜かれたメイドでさえ、それは同じで、主人の子供を妊娠しても、無事に産むことができるのは5人に1人という確率だった。

そんな中、レッドセンターからの知り合いであるジャニーン(オブウォレン)が出産の日を迎える。メイド達はウォレン宅に集められ、共に出産の時を待っていた。

現に出産するジャニーン(オブウォレン)の後ろに婦人がまたがり一緒に力むという異常な環境のもと、ジャニーンは無事に女の子を出産。婦人にアンジェラと名付けられる。

オブフレッドは、オブグレンと心を許しあってからは、何でも話し合う仲になっていた。ある日、オブグレンは、自分は現体制の反対派ネットワークの一員であることを、オブフレッドに打ち明ける。そして、高官ウォーターフォードに仕えるオブフレッドに、ウォーターフォードの情報を提供しろと持ちかける。

そんなネットワークが本当に存在するのだろうかと疑心暗鬼でいたところ、オブフレッドはウォーターフォード司令官に2人で会おうと呼び出される。何かがばれたのかと怯えていたオブフレッドだったが、実際には「スクラブル」というゲームを一緒にやろうと言われただけだった。

スクラブルズ
アメリカ発祥のボードゲーム。クロスワードパズルのように、単語を作って点数を競うもの。

 

久しぶりにゲームを楽しんだオブフレッド。ウォーターフォード司令官がしばらくDCに行くという情報を得たこともあり、喜びいさんでオブグレンにその情報を告げようとする。

しかし、門の前で待っていたのは、いつものオブグレンではなかった。
オブグレンは政府機関の人間に捕らえられたのだった。結局、オブフレッドは、オブグレンの本名も知らないまま、オブグレンと会えなくなってしまう。

一方のオブフレッドは、生理が遅れていた。そのため、ウォーターフォード婦人や女中リタは、オブフレッドが妊娠したものだと期待して、オブフレッドを手厚く扱う。この世界では、子供を持たせてくれるメイドは貴重な存在なのだ。

そんな折、オブフレッドにも捜査の手が及ぶ。収監されたオブグレンと買い物パートナーであったことから、オブフレッドもオブグレンと同罪ではないかと疑われたのだ。

そこで明らかにされたオブグレンの罪とは、反逆罪ではなく同性愛。同じ家に仕える女中(マルタ)と関係を持っていたのだ。

オブフレッドは、オブグレンが同性愛者であることを知りながら、上に報告しなかったことで、強く責められる。なお反抗的な態度を見せるオブフレッドを、リディアが電気棒で痛めつける。それを見たウォーターフォード婦人は、「オブフレッドは妊娠している」と言って、オブフレッドをかばう。

その頃、オブグレンは交際相手の女中(マルタ)と共に、猿ぐつわをはめられたまま裁判にかけられる。裁判と言っても、それは形式的な者に過ぎず、告訴された者には発言権などないのだ。

オブグレンの交際相手は死刑に処せられるも、オブグレンは女子割礼の刑となり死刑は免れる。子供を産める女性は貴重だから、簡単に殺しはしないということなのか。何一つ納得できないオブグレンの悲痛な叫びが病院に響き渡る。

ハンドメイズ・テイル シーズン1 第2話と第3話の感想

とりあえず、運転手ニックの立ち位置が微妙ですね。敵なのか味方なのか、いまいち判然としません。ウォーターフォード司令官がオブフレッドをゲームに誘った意図もよく分かりません。オブフレッドは、この2人の男性に関しては自分が主導権を握っているつもりでいるようですが、そんなに上手くいくでしょうか…。

このドラマ、本当に色々と考えされられるドラマです。オブグレンが割礼(Female Genital Mutilation)されたような描写がありましたが、ああいう行為が「風習」として残っている地域は、まだまだ多いのが現状です。そういう意味ではフィクションではないですよね。

女子割礼(女性器切除)
アフリカを中心とした発展途上国で行われている風習。女性器の一部を切除することで、処女性が保たれるとか、性欲がコントロールできると信じられている。不衛生な環境で行われることも多いため、これが原因で感染症に感染したり、死に至るケースも少なくない。

 

また。妊娠していない婦人が、出産するメイドの後ろにまたがっていきむ姿は、異常そのものでした。オブフレッドも、ご婦人たちが集まって『想像出産』している姿を見て、笑っていました。

女性蔑視に対して問題提起することを意図したドラマですから(ですよね?)、女性として見るに堪えないシーンが多いのは仕方がないのですが、あれでは「産める人」VS「産めない人」みたいな構図に見えてしまいます。私が不妊で苦しんでいる最中だったら、あのシーンを見ると、胸がえぐられるのではという気がします。

とは言え、あのご婦人方も決して自由に生きている訳ではありません。服装は決められていますし、子供を持たなければいけないという強迫観念も相当強いようです。

劇中では、時々、回想の形で体制変更前の様子が描かれますが、一体どうしてこんな世界になってしまったのかは、もう少し後で描かれるようです。

ただ、世界が変わってしまった時の女性と男性の反応の違いは、何だかリアルに感じました。

様々な権利を奪われた女性の側であるモイラが苛立ちを隠せずにいる中、「僕が妻を守る」と発言した男性代表のルーク。

ああいう世界になった時、男性が思うべきことは「じゃあ俺が守る」なのでしょうか?一瞬、頼りがいがあり、愛があり、かっこよく聞こえるこのセリフ。ですが、このセリフは「女は弱い存在。守るべき存在」だという前提のうえに成り立っています。

確かに、力で勝負をすれば、女性と男性では男性の方が強いでしょう。ですが、人間が力対力で勝負をして何かを勝ち取っていく時代は、少なくとも先進国と言われる国の中では、とーっくの昔に終わりました。

ここで男性が言うべき言葉、女性である私が男性に言って欲しいと望む言葉は「守る」ではなく「女性の権利を取り返そう。一緒に」です。守っていらん。一緒に戦って欲しい。

完全なるフィクションのドラマですが、そこかしこに現代の社会が抱える問題が風刺されています。見ていて気が重くなるドラマですが、それでも見る価値のあるドラマだと思います。

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ハンドメイズ・テイル 配信情報

【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語】 シーズン1は[2018/04/18]現在、Huluで独占配信中

(アメリカでシーズン2が放送中。)
※本作品の配信情報は上記の日付時点のものです。現在は配信が終了している場合がありますので、詳細は各社公式ホームページでご確認ください。

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