©Hulu

Silky
魅力的なオリジナル作品という点ではNetflixに負けっぱなしのHuluが、昨年、アメリカで大ヒットさせたのは、本作『ハンドメイズ・テイル(侍女の物語)です。ようやく日本でも2月28日から配信開始となりました!エミー賞やゴールデングローブ賞を数多くした本作品。アメリカでは、これを見るためにHuluに加入した人も多い人気作です。是非、ご覧ください。

スポンサーリンク

ハンドメイズ・テイル シーズン1 第1話 あらすじ

舞台は近未来のアメリカ。地球環境の破壊が進む中、人類の出生率は、著しく低下していた。

不妊カップルが増加。ようやく妊娠したカップルがいても、その多くは流産となってしまう。無事に産まれた赤ちゃんも、誕生後数日で死んでしまう。

そんな中、主人公のジューン(オブフレッド)は、夫ルークとの間に女の子を授かり、無事に出産することができていた。

それから数年後、アメリカはその体制を大きく変えることとなる。身分制と食券制が採用され、同性愛や自由恋愛は禁じられた。女性は、男性に対する「支給物」となった。

身分の低い男性は、女性を「支給」してもらうことはできない一方で、子供を産むことのできる女性は、捕らえられ、家族と引き離され、レッドセンターと呼ばれる矯正施設で教育を受けることになる。

レッドセンターの教育目的は、子供が産める女性に対して、自らが「子供を産む機械」であるという自覚を植えつけることだ。子供を産める女性は、ここで教育を受けた後、子供を授かることのできない司令官の家に送り込まれ、司令官の妻の代わりに子供を産むことになっている。

レッドセンターでは、「子供を産める体は神からの授かりもの」という理念のもと、徹底的な教育が行われる。女性の人格は否定され、レイプ被害でさえ、その非は女性にあるという刷り込みがなされるのだ。

逆らえば、目をくり抜かれるか、毒物処理を行うコロニーに送られる。コロニーに送られた人は、毒に犯されすぐに死に至るという噂だった。

体制変更を受け、アメリカとの国境があるメーン州から隣国カナダに逃れようとしたジューン(オブフレッド)一家は、追っ手に捕まってしまう。ジューン(オブフレッド)は、矯正施設レッドセンターに送られ、司令官の子を産む機械となるべく教育を受ける。

ジューン(オブフレッド)が送られたレッドセンターには、学生時代からの友人モイラがいた。モイラには、同性愛者の恋人オデットがいたが、オデットはコロニー送りになってしまったという。

ジューン(オブフレッド)と同時期にレッドセンターに送られてきたジャニーンは、当初は反抗的な態度を見せるも、厳しい指導に耐えられず、やがて発狂してしまう。

ジューン(オブフレッド)は、レッドセンターでの指導に耐え抜き、勤務先に配置される。そして、2つめの勤務先として配置された場所が、現在のウォーターフォード家だった。

ウォーターフォード家の「メイド」となったジューンは、「オブ・フレッド」という名を与えられる。主人であるフレッド・ウォーターフォードの「所有物(of Fred)」という意味だ。

普段はメイドとして給仕を行うオブフレッドだが、排卵日が来ると、オブフレッドはウォーターフォード婦人と共に、ウォーターフォード司令官を迎え入れる。こうしてウォーターフォード司令官の子を授かることが、赤い服を着たメイドの使命なのだ。

メイドは、1人で外出することは許されず、常に別のメイドと共に行動する。逃亡や背信の気配がないか、お互いを監視させるシステムだ。

オブフレッドと行動を共にするメイドの名は、オブグレン。オブフレッドは、オブグレンのことを、現在の体制にすっかり馴染んだ信用できない女性だと考えていた。しかしある日、その考えが変わる。

ある日、メイド達は広場に集合させられる。そこでレッドセンター時代の知り合いジャニーンに遭遇したオブフレッドは、親友モイラが逃亡を図りコロニー送りとなったことを聞かされる。

親友の消息を聞いて動揺を隠せないオブフレッドの姿を見たオブグレンは、オブフレッドが体制に染まりきっていないことを察知し、自らも同じであることをオブフレッドに明かす。聞けば、オブグレンも同性愛者で、カナダ国籍をもつパートナーと子供は何とかカナダに逃げおおせたものの、自分だけ捕まったというのだ。

オブフレッドに対して心を許したオブグレンは、更にオブフレッドに忠告をする。ウォーターフォード家の中で、気を緩めるなと。常に誰かがオブフレッドを見張っているから、と。

ハンドメイズ・テイル シーズン1 第1話 感想

一言で言うなら、とんでもないドラマが始まったなという感じです。

第1話での一番強烈なシーンは、ウォーターフォード司令官とオブフレッドが性交するシーン。あの異常性は、夢に出てきそうなくらいのインパクトでした。あんなことを強いられて、精神が崩壊しないオブフレッドは強いですね。

自分なら、あの体制に耐えながら生きていく気はしないと思います。ジャニーンのように発狂してしまう方が、どれだけ楽なことか。オブフレッドが耐えられるもの、娘のハンナに会いたいという気持ちがあるからでしょう。

このドラマは完全なフィクションですが、某イスラム国などでは、このドラマとそう変わりない差別や虐待を受けている女性が数多くいます。「もし、アメリカがそんな差別や虐待が蔓延する国だったら」という視点を持たせることで、現実に起きている問題に目を向けさせる効果があるかもしれません。(原作者はアメリカ人でなくカナダ人なんですけどね)

ただ、1つ気になったことが。

それは、このドラマが、不妊の問題をすべて女性のせいにしている点です。
現在では、不妊の原因のその半分は男性にあるという事実が明白となっているにも関わらず、このドラマでは不妊の原因はすべて女性に押しつけられています。

原作が書かれたのが1985年ということですので仕方がないのかもしれませんが…このドラマのせいで、人々の認識が後退しないことを願うばかりです。

ハンドメイズ・テイル 関連記事

スポンサーリンク

ハンドメイズ・テイル 配信情報

【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語】 シーズン1は[2018/04/18]現在、Huluで独占配信中

(アメリカでシーズン2が放送中。)
※本作品の配信情報は上記の日付時点のものです。現在は配信が終了している場合がありますので、詳細は各社公式ホームページでご確認ください。

おすすめの記事