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ビットコインの乱高下やNEM騒動。何かと話題の尽きない仮想通貨を主軸に描くクライムサスペンスドラマ【スタートアップ】がAmazonで配信中です。仮想通貨通を語るなら外せないこのドラマ。第1シーズンのあらすじと感想をご紹介します。

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ドラマ【スタートアップ】シーズン1のあらすじ

ドラマの舞台はマイアミ。オックスフォード大を中退した才媛イジーは、携帯電話さえあれば世界中誰でも使える仮想通貨『ジェンコイン』を発明するも、投資してくれる会社が見つからず、他の仮想通貨に遅れをとっていた。

 

そんな時、父親アンドリューから怪しい金の管理を頼まれた銀行家ニックが、イジーのジェンコインに目を付ける。

 

ジェンコインは、父の金を安全かつ秘密裏に管理することができる方法であるうえ、魅力的な投資対象でもあった。そこでニックは、父親から預かった金をジェンコインに投資する形で管理することを決める。

 

しかし、その金の一部は、父親アンドリューがハイチ系マフィアのロナルドから資金洗浄を頼まれて預かっていた金だった。自分の預けた金が、聞いたこともない仮想通貨に投資されたことを知ったロナルドは、すぐさま返金するようニックとイジーに迫る。

 

しかし、ロナルドには、マフィア同士が抗争を続けるばかりで、誰1人安全に暮らせないハイチ人のコミュニティーの現状をどうにか変えたいという気持ちがあった。ジェンコインが成功すれば、ハイチ人コミュニティーの暮らしが変わることを知ったロナルドは、自分もジェンコインに投資することを決める。

 

生まれも育ちも違う3人は、それぞれの切実な事情を胸に、ジェンコイン運用化のため奔走する。しかし、汚職FBI捜査官やブラックハッカー、裕福な投資家達が彼らの夢を阻む。

 

果たして、3人は、無事にジェンコインを運用化にこぎ着けることができるのか。

ドラマ【スタートアップ】シーズン1の感想

このドラマは、仮想通貨を主軸にしたドラマですので、これを見れば仮想通貨に対する理解が深まるかなと期待したのですが、その点は60点といったところでしょうか。ドラマの中では「ビットコインより優秀」といったセリフも出てくるのですが、どういう点でジェンコインの方が優れているのか、具体的な説明はされませんでした(おそらく、銀行口座なしでも使用できる点でしょうか)。

このドラマの一番の魅力は、生まれも育ちも違う3人が、紆余曲折を経て団結していくところですが、とりわけ強烈な存在感を放っているのが、ハイチ人マフィアであるロナルド役のEdi Gathegiです。

『ブラックリスト』の殺し屋ソロモンを演じたあの人です。

ロナルドはマフィアで無学なのですが、すごく頭が切れる役です。「スラム街育ちの切れ者」という役がこんなにピッタリはまる人、他にはいないのではないでしょうか。

醸し出す雰囲気、鋭い目つき、締まった肉体、漆黒に近い肌の色、。すべてが完璧に作用していると思います。一度見ると忘れられない強烈な個性があるのに、「何を演じても同じ」には見えないんですよね。すばらしい。

で、このロナルドが演じる役が、いいのです。暴力世界の中で生きてきたにもかかわらず、どこか優しくて思慮深い。金持ちが溢れるフロリダの一角に押しやられたハイチ系コミュニティの貧困をどうにか救おうとする姿は、応援せずにはいられません。

現実の仮想通貨業界では、無学なマフィアが絡んでくるなんてあり得ないのでしょう。ですが、このドラマからロナルドが消えたら、それはもう退屈なギークドラマに成り下がるに違いありません。

もっとも、他の2人も、このドラマには外せません。ジェンコインの創始者であるイジーが必要であることはもちろん、銀行家ニックにも大事な役割があります。それは、社会不適合者イジーやマフィアのロナルドと投資家を取り持つことです。だって、3人の中で「信頼のおける社会人」に見えるのは、ニックだけですから。

スタートアップは全10話の短いドラマです。仮想通貨に興味のある方は、週末などを利用して一気にご覧になることをおすすめします。

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スタートアップ 配信状況

スタートアップは本国アメリカでシーズン2まで放送されています。アメリカでは、シーズン3の制作が決定しています。スタートアップの日本国内の配信状況は、こちらのスタートアップ配信スケジュールでご確認ください。

 

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